その後、医師としてのさらなる成長を求め、石原都知事により創設されたばかりの東京都立府中病院(現東京都立多摩総合医療センター)ERや新設された東京西徳洲会病院などいくつかの多摩地区の病院で医師としての研鑽を重ねてまいりました。
徳洲会の創始者である徳田虎雄先生との出会いをきっかけに、自身の理想の医療を実践したいと強く思うようになり、いままで自分を育ててくれた諸先生に感謝の念を抱きつつ、2011年3月3日にゆかりのある緑美しいあきる野市草花に「こばやし内科小児科クリニック」を開院させていただきました。
画像提供:富山市観光協会
それと同時に、少しでも高価値医療(患者さまの健康結果を最大化しつつ、医療費や資源の無駄を削減することを目指す考え方で、患者さまの尊厳尊重、質の高い医療技術、安心、生活活性化などを総合的に提供し、特に「低価値医療」の排除(例:不要な検査・意味のない処方)を通じて実現され、無価値低価値医療と対極をなる医療です)を提供するため、開業時から順次、CT検査や超音波検査、経鼻上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、骨密度検査機器(DXA)等の最新医療機器を導入しており、一般的な内科や小児科診療、健診、予防接種はもちろん、消化器内科や呼吸器内科、循環器内科、糖尿病内分泌内科などさらに専門分化した診療も深耕してまいりました。
また、小児科においても、小児内分泌内科(低身長外来)や小児泌尿器科(夜尿症外来)の専門診療ができる体制を整えております。
2012年によりよい医療を継続的に提供できるよう「医療法人社団みやびの会」を設立させていただきました。2017年には西多摩医療圏でまだ少なかった1.5テスラのMRI装置を設置いたしました。これにより脳神経外科や整形外科、婦人科、泌尿器科診療にも対応できる施設となっております。
2018年に「こばやし内科小児科クリニック」として長くご愛顧いただいておりましたが、より一層、地域に幅広く貢献すべく、名称を「あきる野総合クリニック」に変更させていただきました。2020年から2023年までは新型コロナウイルス感染症が流行し、一般診療を制限して、それまで培ったクリニックの持てる力のすべてを新型コロナウイルス対策に投入しました。
多くの職員の力とPCR検査装置5台と仮設プレハブ6棟でCOVID-19等温核酸増幅検査総数22,591回(うち陽性5,428人)、抗ウイルス薬による治療441人、予防接種12,988回を実施し、微力ながら地域の皆様のお役に立てたものと自負しております。
その後、医療を取り巻く環境は大きく様変わりしておりますが、初心を忘れず、今後もかかりつけクリニックとして必要な時に受診していただけるように平日はもちろんのこと、土曜、日曜日もできる限り診療してまいる所存です。また、引き続き、専門診療を脳神経外科専門医や整形外科専門医、産婦人科専門医、泌尿器科専門医、消化器内視鏡専門医、呼吸器内科専門医、循環器内科専門医、糖尿病内科専門医、小児内分泌科専門医、小児泌尿器科専門医とともに高価値医療をおこなってまいります。
このように発展生成できましたのもひとえに、患者様や地域の皆様並びに東海大学八王子病院脳神経外科、東京西徳洲会病院、公立福生病院等の関係医療機関様の温かいご支援があってのことと心から感謝申し上げます。
地域医療充実のため、機能分化した西多摩の近隣基幹病院との病診連携をより一層図りつつ、高価値医療を提供してまいります。
親切、安心、笑顔をモットーに、そして何よりも皆様から信頼され、愛される西多摩地域の医療機関の一員として役割を果たす所存です。引き続きよろしくお願い申し上げます。

2026年1月
医療法人社団みやびの会
あきる野総合クリニック
理事長 小林 雅史


